黒曜備忘録

備忘録

ダメ人間を愛せよ

ダメ人間を愛することは人の心に平和をもたらす。
なぜなら、世の中の普通の人間なんて大抵どこかダメな部分があるからだ。

 

これはある種の慈悲の感情(仏教的な)であり、隣人愛なのである。
そしてもし、ダメな部分が見つからない人間がいたのであれば、
わざわざ愛そうと思わずとも、ダメじゃないのだから、自然と好感を抱くだろう。

 

一見欠点がない人間がいたとしても、好感を持てないのであれば、
その時点で欠点がないとはいえないだろう。つまり、そいつもダメなのだ。

 

人の欠点を憎むよりかは、チャームポイントと思っていたほうが幾分楽である。